2019年2月25日 リスクオン相場
〇 マザーズの逆襲
マザーズ 932.04 +15.28
ボリンジャーバンド +1σ 918 +2σ 947 +3σ 975 現在 +1σ~+2σで推移しています。「あれっ」気付く方もいますよね。営業日前にはサンバイオショックで -2σに低迷していたのが嘘のように、NYダウ、ナスダック、日経平均に肩を並べています。それだけ急回復したということで、世界一の戻りをやっている。
パラボリック SAR 863 4営業日陽転中 RCI 88.33 これらを見ると、60ポイント安で陰転しますが、ないともあるとも言い難い。米国株式が大幅安すればありでしょうか。
〇 新興市場
マザーズ 932.04 +15.82 1386億円
日経JQ 3465.55 +15.82 495億円
アンジェス377億円で全市場でも4位の売買金額で、先だってもサンバイオが大商いで売買金額上位になって、大幅安しましたので先行きを考えると喜んでばかりいられません。
チャート画像
個人投資家は、日経レバレッジやインデックス銘柄に満足していないということです。夢です、株ですから騰落はつきものながら遺伝子治療薬この響きは、山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞した時から必ず「やってくる」、この確信がアンジェスの株価に表れています。
株価の評価がつきにくい株で、難病治療が日本発で行われるというのがいいのでしょうね。まだ続く銘柄が出るでしょうから2013年~2014年以来の大相場になる可能性があります。当時の主力株は軒並み10倍高(テンバガー)になりました。
・売買金額50億円超え銘柄
アンジェス (4563/マ) 1035円 +150円 381億
オンコリス (4588/マ) 2260円 +400円 122億
シンバイオ (4582/JQ) 259円 -13円 75億
メルカリ (4385/マ) 3300円 +155円 70億
サンバイオ (4592/マ) 2831円 -71円 58億
メルカリ以外バイオで5銘柄、新登場なし。
やはり5Gに代表される第4次産業革命の銘柄もいいのですが、売買基準に値動きという要素があってバイオが優っています。どこが違うのか、ストップ高になった銘柄は翌営業日には利食い売りに押されるものですが、バイオは売りを消化して終わってみれば再びストップ高になる。
古くは、昭和53年の薬品株相場、昭和50年代後半は、小野薬、持田薬相場、景気が踊り場になれば決まってバイオが大相場を出します。特に、新興市場のバイオは10倍高(テンバガー)を次々に示現したという実績があります。
人気ドラマ「ドクターX」やはり、家族や親せき、知人に病魔が襲い辛いことになっているのです。がんや血管の詰まる病気、心臓病等、治る薬を開発して欲しいという願いがバイオ相場の底辺にある。亡くなった親の顔、親せきの顔、お世話になった方々のことが悔しさや胸に納めきれないものがあります。これがバイオ相場を支えます。子供たちがいい歳になって株式投資をするようになれば必ずや思い出します。今年のバイオ相場は大きい。
〇 相場考
各国特にFRBに代表される中央銀行がハト派路線に転換しており、金余り相場終焉懸念が遠のき金余りから、成長株に資金が流入する。
直近IPO Kudan(4425/マ)20260円 -1580円 PER 1349.33倍
まあバブルと言えるPERで本日大幅安しています。PER 1500倍までありました。IPO再開から利益確定売りが出ている。
昔、ITバブル(1999年~2000年)懐かしいですが、当時の花形株 ヤフー(4689)はピークPERは5380倍(1999/4/9)でソフトバンク(9984)のピークPERは2000倍(2000/2/18)でしたので今年はバブル相場が起こる可能性があります。
Kudanは、PERが出るからいいですが、バイオ株はPER -ですから。
独り言を言っています。メルカリの動きはマザーズの顔です。
サインポスト、クラウドワークス(3900/マ)新高値、HEROZ(4382/マ)新高値、気になる銘柄が出てきています。
しばらく続きそうですが、今日は終わります。
バイオのアンジェスはいくらが適正なんでしょう。昨年末363円、10倍高(テンバガー)3630円です。昨年のALBERT(3906/マ)は技術系の会社で、バイオとは比較できない部分がありますが、より強烈なマネーゲームに感じます。
株式投資はご自分で決定してください
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日