2019年2月21日 米中通商協議
3/1交渉期限の米中通商協議への期待や進展から今年初の4日連騰となった。ロイターが「主要6議題について覚書締結が準備されている」と報じた。期待から上伸したが、上値では利食い売りが立て押された。現状の材料はこれが一番の関心事です。
2/21-22 閣僚級協議で3/1交渉期限が近いだけに色々なニュースが出ます。
①中国が米国の要求を100％受け入れる形で合意がベストでしょうが、それは難しい。
②マーケットは貿易面で合意、知的財産の保護は継続協議（60日延長）を望んでおり、市場への配慮＆知的財産保護を諦めない姿勢を好感し株高へ
③それ以外では、貿易面のみ合意、知的財産の保護は継続協議（無期限）これも考えられます。この場合、「交渉決裂」の回避を好感するでしょうが、株高の持続に疑問が出る。
④あとは何の合意もなし、継続協議（60日）これは協議難航のサインと捉えられ、リスクオフ
⑤協議がまとまらず、制裁関税が10％→25％に引き上げ
②が市場の好感度：高 で一番ですが、マーケットは徐々に織り込みつつあるように思います。③でも④でも下落するでしょう。⑤はないと思います。
〇 新興市場
マザーズ 904.55 +13.68 1172億円
日経JQ 3446.61 +7.96 552億円
JQの552億円は直近にピークで、シンバイオ（4582/JQ）252円 +34円が171億円できていて貢献度大です。マザーズは、好循環を続けています。
・売買金額50億円超え銘柄
サンバイオ （4592/マ） 3060円 +187円 187億
✫シンバイオ （4582/JQ） 252円 +34円 171億
ベルトラ （7048/マ） 1452円 -99円 69億
UUUM （3990/マ） 5310円 -70円 67億
✫ソレイジア （4597/マ） 210円 +50円 58億
本日は5銘柄ですが、新登場2銘柄で好調でした。本日の話題は、アンジェス（4563/マ）735円+100円 ストップ高です。
厚労省の専門家会議で20日、同社の開発した遺伝子治療薬「コラテジェン」の承認が了承されたと伝わったのがきっかけだ。血管再生の遺伝子治療薬で将来の収益貢献に期待した買い注文がが集まった。
独占販売契約を結んでいる田辺三菱（4508）の販路を使えることは売り上げに貢献するうえ、田辺三菱からの高いロイヤルティー収益も見込める。遺伝子治療薬に対する国の姿勢が前向きであることが明らかになった。サンバイオやヘリオス（4593）など似た分野での新薬開発を続ける企業にとっても新薬の承認申請が通る来たが高まる。
使用の対象となる重症患者は1万人から1万5000人程度と見込まれ、市場規模の大きい米国での成功をどう展開させるか。米国でも臨床試験計画を策定している段階だが国内での承認は評価できる。
アンジェス株だけでなく医薬・バイオ株全体にもいいニュースだ。世界経済の減速の年だけに、5Ｇ以外にバイオという大きな柱が確立されたことはいいことだと思う。
〇 注目銘柄
一貫して、UUUM（3990/マ）5310円 -70円 昨日安値 5030円を割り込まずそろそろかなと思う反面5000円割れもあるのかな。どちらにしても悪材料織込みは近い。「買い」
本日、売買金額50億円超え銘柄入りしたソレイジア（4597/マ）210円 +50円について
「エピシル」は、がんなどの治療で生じる口内炎の痛みを緩和する液体。国内では、医療機器に指定されており、2018年5月から販売している。今回は、中国で輸入販売承認を取得したと発表。「がん治療などによる口内炎の中国での潜在患者は約80万人とみており、日本の4～5倍に上る」と話している。
ソレイジア（4597/マ）210円 +50円
チャート画像
高値 434円（18/1/11） 安値 118円（18/12/25） 発行済み株式数 10502万株 時価総額 220億円 PER - PBR 3.10倍
ボリンジャーバンド +3σ 198円 +2σ 184円で+3σ超えになっていて株価鎮静待ち、パラボリック SAR 142円 陽転2日目、RCI 72.5とあすにでも100になりそう。
テクニカルでも見送りになるが、売買金額 58億円は軽視できず何時も言いますが、売買金額50億円超えは目先の天井か大相場へのサインである。株価的にも天井と思えずテクニカルが落ち着くところが「買い」なのか即「買い」なのか迷う。個人的には大相場とみた「買い」
株式投資はご自分で決定してください
最後まで読んで下さりありがとうございました。
シンバイオ抜かしましたね。
また明日
