ONARU BIZ CLUB

新興銘柄ファンのブログ

2019年2月13日 NISAの日

日付は「ニーサ(213)」と読む語呂合わせから。2014年1月から少額投資非課税制度「NISA」が新しく開始されることを記念し、その内容を広めることが目的。

 

証券関係者なので、もう少し付け加えます。NISA口座は、日本において、上場株式や投資信託の投資に対して、税制上20%かかる売却益と配当金への課税を、年間120万円を上限に非課税とする制度です。つい数年前まで上限が100万円でした。

 

IPOで、HEROZ(4382/マ)が上場した時に、公募価格45万円で初値450万円これをNISA口座だと非課税ですが、特定口座だと、450万-45万=405万円 手数料等を考慮しないと譲渡益税が20%ですから81万円かかります。NISA口座の威力はこういうケースです。

 

〇 株価指数

 

NYダウ 25425.76 +372.65

ボリンジャーバンド +2σ 25632 +1σ 25231 +1σを超え+2σの世界に突入した。パラボリック SAR 24910 10営業日連続陽転中 RCI 36.67 順調です。

 

ナスダック 7414.61 +106.71

ボリンジャーバンド +2σ 7466 +1σ 7329 +1σを超え+2σの世界に突入した。パラボリック SAR 7223 10営業日連続陽転中 RCI 51.67 順調です。

 

予算案の超党派の基本合意に至ったことや米中通商協議の進展期待から堅調に推移した。それを受けて東京市場も続伸した。

 

日経平均 21144.48 +280.27

ボリンジャーバンド +2σ 21064 +1σ 20880 +2σを超えた、ボリンジャーバンドが収束(スクイーズ)しているところでの上放れは、エクスパション(拡大)するのかはたまた天井なのか。パラボリック SAR 20333 本日陽転しました RCI 21.67 テクニカルでは「買い」を示しています。

 

マザーズ 875.48 +13.89

ボリンジャーバンド -2σ 835 -1σ 872 -1σを超えてBBMA 910を目標に底値形成から離脱方向、パラボリック SAR 912 本日10営業日連続陰転中です。 RCI -68.33 テクニカルでは底値離脱の様相になってきました。パラボリック SARが陽転すれば一段高に進みます。35ポイント高すれば陽転でマザーズも上げの仲間入りになります。

 

またもや個人的な意見ですが、米国株式は好材料に対して上げが鈍く戻り一杯かなと思っています。日本も強く見えますが、上げ下げが大きくこれは順張りの動きです。上がれば「買う」、下げれば「投げる」明らかに、短期筋の動き、ディーラー中心で外人の買いが弱く感じられます。外人次第かな、外人抜きでは上値が知れています。どうだろうか、上がらないと思いますけどどうでしょうか。

 

〇 新興市場

 

マザーズ 875.48 +13.89 1214億円

日経JQ 3417.71 +21.92 543億円

売買金額上位銘柄に集中していて、好循環に思えます。

 

・売買金額50億円超え銘柄

 

オンコリス (4588/マ) 1853円 +279円 219億

サンバイオ (4592/マ) 2853円 -53円 198億

アンジェス (4563/マ) 656円 +24円 101億

ラクオリア (4579/JQ ) 1706円 +300円 79億

UTグループ (2146/JQ) 2814円 -33円 67億

 

サンバイオは、夜明けの鉄火場の様相で、一抜け、二抜けで現在しているのは、負け組だけのつぶし合い、勝ち組は「洞ヶ峠を決め込む」今後どうなるのか。

 

それでも売買金額上位はバイオで、半導体人材派遣のUTグループのみで短期値幅はバイオが一番ということですか。ラクオリアはまだ上がると昨日思いましたが、ストップ高しました。

 

ストップ高は、全市場で16銘柄と相変わらず多い。ラクオリア、ヴィスコテクノロジー(6698/JQ )、ラクスル(4384/マ)興味深い銘柄がストップしています。

 

一方、新高値銘柄は、全市場で29銘柄とまずまずです。オンコリス、サン電子(6736/JQ)、オリコン(4800/JQ)、CRI-ミドル(3698/マ)、目に付きます。バイオや5GでもVR(バーチャル)あたりは期待大で値動きがいい。

 

 

〇 相場考

21000円台を回復した。米政府機関の閉鎖や米中通商協議の決裂といった投資家が懸念してきた2大不安が後退したことが大きな要因。さっきも言ったが、外人買いが入るかにかかっている。確かに買戻しが原動力は理解できるが、本来外人主導なら円安=株高。円高で株高は、外人売りを意味する。外国人が日本株を買う時は、為替変動リスクをヘッジするため円を売り、円安=ドル高が進む傾向が強いがそうはなっていない。

 

 

バイオ相場は、こういう地合いにもってこいだ。本日引け味が悪いが、アンジェス(4563/マ)はどうだろう。

 

アンジェス(4563/マ) 656円 +24円 101億

チャート画像

 

ボリンジャーバンド +3σ 705円 +2σ 646円 本日高値 731円は +3σ超えで弾かれた。パラボリック SAR 468円 5営業日連続陽転中 RCI 97.5 とテクニカルの落ち着きが欲しいところであるが、ボリンジャーバンド収束(スクイーズ)から拡大(エクスパッション)しておりしばらく人気化しそうである。

 

遺伝子医療に特化したバイオベンチャーで、本日一時+99円鷹した。12日の取引終了後、同社が開発した血管を新しくつくる「HGF遺伝子治療薬」に関し、イスラエルを対象国として同国の製薬会社カマダと独占販売権許諾について基本合意したと発表。

 

日本で承認前に合意したのはポジティブ・サプライズで逆に言えば、日本での承認も早いのではと思惑を呼ぶと思う。大相場の予感がする。

 

 

高値 769円(18/1/22)、安値 303円(18/12/25) 発行済み株式数 9798万株 時価総額 642億円 PER -、PBR 8.37倍

 

今年のバイオは、世界的な景気減速だけに夢があってテーマ株として侮れない。

 

株式投資は、ご自分で決定してください。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

また明日。