2019年3月13日 サーバーワークス公開
〇 新興市場
マザーズ 939.70 +8.66 1473億円
日経JQ 3419.28 -4.22 462億円
両市場合わせて 1935億円なら上々です。本日、サーバーワークス(4434/マ)が上場しました。公開価格 4780円に対して、11000円の気配まで上げましたが、成立しませんでした。明日は、即日現金になりますので、初値しそうです。3倍で、14340円、4倍で19120円ですか。
明日のマザーズの売買金額に貢献しそうです。予想は、10312円ぐらいでしたが、凄い人気です。仮に15000円で試算してみましょうか。
発行済み株式数 169万株 時価総額 253億円 2019.2(予)純利益 3.12億円 EPS 217.33円 PER 69.00倍 BPS 969.26円 PBR 15.47倍
株数が169万株と少ないことから1:2分割期待もある。売上高、経常利益、純利益とも拡大しているので、15000円ぐらいまでなら初値買いもいいか。それ以上20000円に近づくほど妙味が薄れる。公募 20万株、売出 17万400株で近づけない株価からスタートかもしれない。
100株 47万8000円→150万、200万、200株 95万6000円→300万、400万 ソフトバンクの穴埋めになるか、主幹事は大和証券だ。資金はどこに回るかだが、新興市場が有望。
・売買金額50億円超え銘柄
オンコリス (4588/マ) 4265円 +605円 275億
アンジェス (4563/マ) 1217円 +72円 271億
✫ 窪田製薬 (4596/マ) 560円 +7円 92億
✫ ラクスル (4384/マ) 4745円 +545円 64億
✫ Nuts (7612/JQ) 220円 +50円 57億
ラクオリア (4579/JQ) 2029円 +15円 56億
次点 ナノキャリア (4571/マ) 515円 +4円 48億
本日は6銘柄(バイオ4銘柄、Nuts、ラクスル)で新登場3銘柄でした。
昨日も言いましたが、売買金額50億円超え初登場は、目先の天井か、大相場入りのサインである。
全市場でストップ高7銘柄と減ってきた。Nuts、オンコリスもストップ高したんだ、オンコリスは明日から信用規制強化になります。信用にかかる委託保証金率70%以上(うち現金40%以上)と増し担保規制が強化されました。明日は取引所に敬意を払い、下げか。
バイオはオンコリスに右へ倣えか、アンジェスを主役に関係なく上げるか興味あります。
全市場で新高値銘柄は30でした。テラスカイ(3915/東1)も新高値後大幅安です。サーバーワークスの大株主で46万株(28.35%)を保有、15000円なら69億円の時価になります。
ラクスル、リンク、オンコリス、弁護士ドットコム、新高値組です。いつものように、新登場銘柄の紹介です。
新登場銘柄
✫ 窪田製薬 (4596/マ) 560円 +7円 92億
チャート画像
高値 784円(18/1/15)安値 201円 (18/12/25) 発行済み株式数 4036万株 時価総額 226億円 EPS -74.32円 PER - BPS 261.19円 PBR 2.14倍
テクニカル
ボリンジャーバンド +2σ 541円 +3σ 628円 本日高値 650円は+3σ超えで押し戻された。パラボリック SAR 366円 2営業日連続陽転中 RCI 71.67
見送りが正解だが、+3σ超えは、エクスパンション、ランダムウォーク入り濃厚で、+1σ~+2σを右上がりに動く、+1σ 453円~ +2σ 541円あたりが買い場になりそうだ。
眼科領域に特化したバイオベンチャー。アキュセラ・インクから社名変更。今回は、新株予約権の権利行使(価格358円)目的の上げに思える。
✫ ラクスル (4384/マ) 4745円 +545円 64億
チャート画像
高値 4880円(19/03/13)安値 1639円(18/05/31) 発行済み株式数 2770万株 時価総額 1314億円 EPS - PER - BPS 243.38円 PBR 19.50倍
テクニカル
ボリンジャーバンド +2σ 4634円 +3σ 4944円 本日高値 4880円は+3σで押し戻された。パラボリック SAR 3665円 8営業日連続陽転中 RCI 6.67 押し目買い
インターネット印刷・広告のシェアリングブラットフォーム「ラクスル」や物流シェアリングブラットフォーム「ハコベル」を運営。シャアリング・エコノミーの代表銘柄
✫ Nuts (7612/JQ) 220円 +50円 57億
チャート画像
高値 220円(19/3/13) 安値 48円 (18/12/25) 発行済み株式数 7461万株 時価総額 164億円 EPS 0.16円 PER 1375倍 BPS 15.80円 PBR 13.92倍
テクニカル
ボリンジャーバンド +2σ 206円 +3σ 236円 本日高値 220円は+3σに接近。パラボリック SAR 135円 2営業日連続陽転中 RCI 56.67
コンテンツ事業、アミューズメント事業を展開。窪田製薬と同様 新株予約権等マネーゲーム
今後のキーワードは、新株予約権の権利行使狙いです。特にバイオに多い。2013年から2014年の大相場時も転換促進相場で、次から次にこれでも上がらんかと好材料が目白押しになって上がったものです。今回も同様になる気がします。
バイオには、米国株安や為替、金利等あまり関係ないですから、それと同様にソーシャルゲーム関連も注意した方がいい。2013年ころ、ガンホー、ミクシィ相場が100倍超え出しましたのでバイオ同様押さえておいた方がいい年かもしれません。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
窪田製薬(旧アキュセラ・インク)、Nuts動くとマーケットへの不満が爆発しそうな気配です。この展開は、いつか見た気がします。
また明日
2019年3月12日 バイオ株
〇 新興市場
マザーズ 931.04 +20.06 1463億円
日経JQ 3423.50 +20.96 606億円
売買代金が、久し振りに、両市場合わせて2000憶円を突破しました。活況の証で、好循環買いの市場になります。明日以降も楽しみな市場に転換しました。
・売買金額50億円超え銘柄
アンジェス (4563/マ) 1145円 +54円 397億
オンコリス (4588/マ) 3660円 -40円 217億
ラクオリア (4579/JQ ) 2014円 +123円 155億
✫AmidAHD (7671/マ) 2960円 -50円 61億
✫PSS (7707/マ) 592円 +41円 51億
本日は、5銘柄(バイオ4銘柄、新元号関連1銘柄)、新登場2銘柄と広がってきました。
全市場で、ストップ高 9銘柄 バイオでは、ナノキャリア(往年のバイオ人気株でテンバガー銘柄)、窪田製薬(悪名?高いあのアキュセラです)
全市場で、新高値 36銘柄 バイオでは、中外薬、栄研化、沢井製薬、オンコリス
初登場銘柄を紹介しましょう。50億円超え初登場は、ピークか大相場へのサインかどちらかです。
AmidAHD (7671/マ) 2960円 -50円 61億
チャート画像
高値 3705円(19/3/12) 安値 1030円(18/12/25) 発行済み株式数 210万株 時価総額 62億円 EPS 91.68円 PER 32.29倍 BPS 620.95円 4.77倍
テクニカル
ボリンジャーバンド +2σ 2865 +3σ 3205円 本日高値3705は、+3σ越で跳ね返された。
パラボリック SAR 1987円 6営業日連続陽転中 RCI 98.33
テクニカル分析では、ボリンジャーバンド、RCIが売りサインを出しており、超短期なら買ってもいいが、普通なら押し目待ちが妥当、昨年末のIPOだけに意外高するかもしれない。
業容は、スタンプやカレンダーなど20万弱のアイテムを手掛けるハンコヤドットコムを運営。新元号関連のテーマ株です。激しい動きです。ボリンジャーバンド +1σ 2524円あたりを瞬間タッチするかもしれず狙いです。新元号の発表前ですからまだ買いだと思います。
PSS (7707/マ) 592円 +41円 51億
チャート画像
高値 728円(18/1/15) 安値 236円(18/12/25) 発行済み株式数 2506万株 時価総額 148億円 EPS -12.69円 PER - BPS 152.06円 3.89倍
テクニカル
ボリンジャーバンド +2σ 570 +3σ 651円 本日高値618は、+3σゾーン突入で跳ね返された。
パラボリック SAR 499円 20営業日連続陽転中 RCI 98.33
テクニカル的には、買えない。ボリンジャーバンド +2σ 570円超え、パラボリック SAR
20営業日連続陽転中 RCI 98.33とすべて売りサインが出ている。押し目買いと言っても押し目が怖くて買えないものの MA 409~ +1σ 490 ここらが狙いでないだろうか。
血液一滴23種がん検査の実用化待ち。国立がんセンター主導で、リキッドバイオプシーの要とも云われている。立った一滴の血液で、0期のがんも95%以上の正確さで検査できる。夢の検査、ここが検査の際に遺伝子抽出を担当する。検査の度の試薬が売れる。材料が大きい。
2013年から2014年の山中教授ノーベル賞受賞のバイオ大相場時、142円→2412円と10倍高(テンバガー)銘柄になっている。
同じく、2013年から2014年の山中教授ノーベル賞受賞のバイオ大相場時、303円→5630円と10倍(テンバガー)銘柄になった ナノキャリア(4571/マ)511円 +80円 ストップ高している。遺伝子治療薬 VB-111に関する学会発表日程のお知らせが、本日発表になりストップ高となった。旬の銘柄に飛び乗ったと言う事であるが、こういうのは続きそうだ。改めて紹介します。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日
2019年3月11日 東日本大震災から8年
8年経ちました。テレビを通してあんな惨事は経験したことがありません。死者は1万5897人、行方不明者2533人、震災関連死は3701人、故郷を離れて避難生活を続ける人は約5万2千人。今でも脳裏から離れられません。震災によって亡くなった人とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
NYダウ 25450.24 -22.99
ボリンジャーバンド -1σ 25419 MA 25723 -1σ~MA
パラボリック SAR 26034 8営業日連続陰転中 RCI -95
ナスダック 7408.142 -13.322
ボリンジャーバンド -1σ 7396 MA 7478 -1σ~MA
パラボリック SAR 7613 3営業日連続陰転中 RCI -53.33
ナスダックは、下げ途中に思える。最悪 -3σ 7231ぐらいまで下げる可能性もある。ドスンと来れば、買い場が近づく。
NYダウは、既に下げているが、-3σ 24811なのでこれぐらいであれば軽微。あとは、FOMCでFRBパウエル議長にお任せするしかない。
日経平均 21125.09 +99.53
ボリンジャーバンド -1σ 21106 MA 21361 -1σ~MA
パラボリック SAR 21764 3営業日連続陰転中 RCI -45
マザーズ 910.98 +10.87
ボリンジャーバンド MA 908 +1σ 935 MA~+1σ
パラボリック SAR 945 2営業日連続陰転中 RCI -41.67
日本の株式市場は、米国頼みで意外と頑張ってくれれば、大幅安にならず、ここは戻すことも考えられます。やはりマザーズの強さが際立っています。米国株が下げ渋れば、マザーズが上がるでしょう。今週がマーケットの地力を試すべき時か。
〇 新興市場
マザーズ 910.98 +10.87 1072億円
日経JQ 3402.54 +0.46 422億円
マザーズの売買金額が1000憶円割れになりそうですが、明日からIPO始まりますから期待しましょう。JQも同様で、売買金額が細ってきました。
・売買金額50億円超え銘柄
オンコリス (4588/マ) 3700円 +700円 213億
アンジェス (4563/マ) 1091円 +50円 115億
サンバイオ (4592/マ) 2999円 +3円 66億
遂に3銘柄になってしまいました。バイオ3銘柄は、遺伝子関連技術などの最新技術に基づいた創薬、医療技術等の研究開発を行う企業です。がんとか重症感染症、脳梗塞等の新薬の創出を目指していて、目先の業績よりも夢追い企業です。国内患者数でなく、世界の患者数がターゲットのなっていますから臨床状況等でどこまでも株価上昇が望めます。
私が、10倍高(テンバガー)銘柄に押す理由はここからです。
オンコリス 2日連続ストップ高になりました。2018/12/28終値 1034円
〇 新テーマ株
米朝首脳会談が不調になったが、米国は北朝鮮の非核化について譲らなかった。先読みすれば、体制の維持や金正恩の命の保証を約束していないところから元に戻って地政学リスクが高まったとも言える。
銃器・兵器・軍用品
猟銃等の銃器、及び軍用の兵器、装備品を製造する。銃器・兵器用火薬を含む。
石川製作 (6208/東1)2055円 +400円 ストップ高
細谷火 (4274/JQ) 1124円 +150円 ストップ高
東京計器 (7721/東1) 1179円 +65円
豊和工 (6203/東1) 1084円 +76円
仕切り直しなので、意外高がありそうだ。これもバイオ同様、業績でなく政治色に左右される。テクニカル分析では目先は買えないが、落ち着いたところから相場一転する可能性が高く要注意だ。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
明日 ダイコー通(7673/東2)公開ですよ。
また明日
2019年3月10日 今週の相場
〇 株価諸指数
<日本株>
空売り比率 50.3 40.7 47.5
PER 12.26 12.36 11.22
EPS 1714 1747 1783
PBR 1.11 1.14 1.04
BPS 18941 18949 19244
日経平均VI 19.81 16.80 29.32
騰落レシオ 98.51 110.13 77.77
信用評価損率 -13.15 -13.23 -19.21
NT倍率 13.37 13.37 13.40
外人(週) -195223 -3463 -326364(百万)
外人(月) -417847 -354035 -1354391(百万)
日経平均EPS 1714円 とピーク(12/13)1794円から-4.41%と減益幅が拡大して不安です。米中向け輸出が企業決算に影響している。
需給を示す信用評価損率(3/1) -13.15%と昨年末 -19.21%から3/1分発表分 -13.15%までで再悪化しそうです。
空売り比率も50.3%と、3/4 39.9%までで10/23 50.8%に迫る水準まできました。
外人は、現物が重要で3/1週 1952億円の売り越しで34億円売り越しまで縮小しましたが拡大しました。月単位でも7か月連続売り越しです。
<その他>
VIX指数 16.05 13.57 25.42
SOX指数 1318 1363 1155
ビットコイン 426901 425890 405992
GOLD(金) 1298 1294 1281
VIX(恐怖指数)16.05と2/22 13.51を戻りに指数上昇しています。
SOX(フィラデルフィア半導体指数)は、12/27安値1066から戻っていただけに残念である。
米国は、株式の時価総額(3000兆円)を減らしたくない。昨年10月~12月のように20%下落すると600兆円の不足が出ます。30%なら900兆円の不足になります。これは、金融資産の喪失であって銀行危機、世帯危機、企業危機になるレベルです。つまりFRBパウエル議長の転舵はこのためです。米国の本心は、株式時価総額の上昇そのためのドル高にかかっています。
日本も円安=ドル高で、GDPを支えています。米国への投資による対外収支です。貿易収支はそれほどでもないので、日銀によるマネタリーベース等で分かるように日銀券を刷りまくっています。これが、米国国債の原資になっているし、GPIFも同様で米国機貢献している日本です。まあお互いさまで方向は一緒です。
結論として、米国や中国の負債拡大がどこまで行き耐えられるのか。まあ家庭で言えば、借りられるだけ借りて破産を免れている感じです。
米国は、ここ2~3年で
①株価の30%下落
②10年債利回りが5%への上昇があると
対外デフォルトし破産します。そうなる直前は、第二のプラザ合意により、米ドルを1/2とか切り下げになる、中国も同様になるでしょう。一番被害を受けるのは日本で対外資産1040兆円のうち65%はドル建てでしょうから日本の被害は300兆円超えで金融不安を引き起こします。破たんはまたやってきますが、それが歴史です。まあ頑張りましょう。
〇 今週の相場
スケジュールを見ると、米国では3/11 20年度(19年10月~20年9月)予算教書を発表、3/12 2月の消費者物価指数、3/13 耐久財受注、3/14 1月の新築住宅販売件数、3/15 2月の鉱工業生産・設備稼働率、3月のNY連銀製造業景況指数、3月のミシガン大学消費者信頼感指数等が発表されます。週末2月の雇用統計が良くなかっただけに景気指標の発表には注意が必要です。
日本は、3/15 日銀金融政策決定会合2日目で政策発表と黒田日銀総裁の記者会見があります。3/11 工作機械受注(2月速報)、3/13 企業部下指数(2月)、機械受注(1月)等があり、対中貿易の減速がはっきりしそうです。
中国は、3/14 2月の小売売上高、2月の鉱工業生産、1月~2月の固定資産投資等が発表されますが数字に信憑性がないのが欠点です。
英国は、3/12政府のEU離脱修正案採択があり、結果次第で合意なき離脱や離脱延期の採択等まだはっきりしませんが、何らかの形で進展がありそうです。3/29期限ですから。
〇 テクニカル分析
日米とも代表指数(NYダウ、S&P500、ナスダック、ラッセル2000、日経平均、TOPIX、マザーズ、日経JQ)テクニカル的に、ボリンジャーバンドは下方レンジに進んでいるし、パラボリック SARではすべて陰転中、RCIも下降している。
下げ止まるとか底入れのキッカケとか必要であるが、昔から彼岸底(2/22)ぐらいまで弱い気がする。上述の今週スケジュールではインパクト大きい話はなさそうで、やはり米中貿易摩擦の合意にサプライズが出ることぐらいしかイメージ湧きません。首脳会談が4月にずれ込むとの報道もあり、米朝首脳会談みたいに決裂はないと思いますが、難航しているのも事実でしょう。
3/20 FOMCなので若し株安が続いても、止めることができるのはFRBパウエル議長かな。北朝鮮との地政学リスクで防衛関連、今週4社IPO(新規公開)があるので新興市場あたりか。
〇 新興市場
週末の米国株式市場をみると、2月雇用統計が悪かったものの比較的落ち着いた動きだった。もっとも5営業日続落は事実でそろそろ反発もありそう。日本も日経平均4営業日続落中なので戻りに期待したい。
新興市場は、昨年末比では、グッドパフォーマンスな銘柄が続出しており、テーマ株物色は今週も続きそうです。IPO(新規公開)も4社控えていて、目玉株サーバーワークス(4434/マ)が3/13上場予定です。直近は、初値買いが成功していて3/13値付かず3/14初値のパターンですかね。2日目は即日現金が必要ですから、先駆したIPO銘柄は換金売りが出るし、直近の動きでもう出ている。
オンコリス(4588/マ) 3000 2311 +190.1
ベルトラ (7048/マ) 1442 1410 +189.2
アンジェス (4563/マ) 1041 1015 +186.7
アイレックス (6944/JQ) 3620 3520 +109.3
Kudan (4425/マ) 21190 23850 +100.4
※Kudanは初値日の終値をベース
バイオ、IPO、5Gの代表選手が、昨年末終値から2倍以上になっています。これらの銘柄が、10倍高(テンバガー)銘柄に向かって邁進している。ゴールは、昨年末比の10倍です。
オンコリス 1034 10340 3000
ベルトラ 498 4980 1442
アンジェス 363 3630 1041
アイレックス 1729 17290 3620
Kudan 10570 105700 21190
バイオ2銘柄、IPO2銘柄、5G1銘柄で夢を乗せて上昇しています。今後の業績変化やテーマ性および世の中の変化でテンバガーは実現します。いつも上がるわけでなく休憩しながらも上昇していく。遺伝子治療薬のアンジェス、オンコリスとみてますが、先々は判りません。上記以外でも可能性があります。ウォッチしていく。
〇 今週のIPO(新規公開)株
銘柄の詳細は3/6ブログを参照ぬして下さい。
3/12 ダイコー通(7673/東2) 1540円 予想 1946円 1.26倍
3/13 サーバーワクス(4434/マ) 4780円 予想 9122円 1.91倍
3/14 エヌ・シー・エヌ(7057/JQ) 800円 予想 1090円 1.36倍
3/15 カオナビ (4435/マ) 1980円 予想 2688円 1.41倍
繰り返しになりますが、サーバーワクスが人気化しそうで、初日の初値は難しそうです。Amazon Web Services(AWS)のインフラ基盤構築、リセール、保守、運用代行の会社で、アフリエイト等ブログ関係でお世話になる会社です。UUUMじゃないけど時代の最先端企業です。
2019年IPO(新規公開)株の特徴は、初値買いが勝っている点です。初値が天井も多い中初値が買いになっているのは、規模の小さい会社が多いと言う事でしょうか。マーケットが味方している事も大きい。今週も地合いピッタリです。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
明日から始まります。
また明日
2019年3月9日 相場雑感
〇 株価指数
3/8終値、3/1比騰落率、昨年末比騰落率
日経平均 21025 -2.67 +5.05
TOPIX 1572 -2.68 +5.24
マザーズ 900 -3.11 +10.81
日経JQ 3402 -2.17 +5.98
NYダウ 25450 -2.21 +9.10
S&P500 2743 -2.16 +9.42
ナスダック 7408 -2.46 +11.65
ラッセル2000 1521 -4.26 +12.85
BOVESPA 95364 +0.80 +8.51
FT100 7104 -0.03 +5.59
DAX 11457 -1.24 +8.51
上海総合 2969 -0.81 +19.09
ハンセン 28228 -2.03 +9.22
SENSEX30 36671 +1.68 +1.67
RTS 1179 -0.65 +10.64
今週は、世界的な景気減速懸念が強まり下落した。米国株式を中心に米中貿易協議進展を材料に、昨年末安値から順調に戻していただけに、現実の景気減速が企業収益に与えることを考えると上値を追えない。彼岸底と云いますので、下げては戻りを繰り返すだけで本格的な下げは年後半とみています。
米国2月の雇用統計で、非農業部門の雇用数が+2万人と予想の18万人から約1年半ぶりの小幅な伸びに留まった割に、マーケット落ち着いていたのは、今週の希望になります。
ただ底入れでないので、戻りを試しながら下落するの展開ですから指数への期待より「森より木」の個別物色の展開です。
〇 為替
3/8終値、3/1比騰落率、昨年末比騰落率
米ドル 111.15 -0.67 +1.37
ユーロ 124.94 -1.84 -0.51
ポンド 144.66 -2.12 +3.52
カナダ 82.89 -1.58 +3.02
ロシアルーブル 1.6745 -1.32 +6.52
トルコリラ 20.453 -1.75 -1.35
豪ドル 78.38 -1.07 +1.54
中国人民元 16.533 -0.89 +3.76
南アランド 7.6917 -2.14 +1.01
メキシコペソ 5.7017 -1.77 +2.11
ブラジルレアル 28.741 -3.06 +1.76
ECB理事会で、政策金利に対して2019年夏→2019年年末までに修正した。市場の利上げ期待は後退し、ユーロドルは下値を探る可能性が高まった。
英国のEU離脱を巡る議会採決が3/12で、EU離脱の期限3/29が迫っており、合意なき離脱に焦点が集まる。離脱延期(3か月程度)になる可能性高いように思う。ポンド高で反応か。
ドル円は、昨年末時点の購買力平価として、IMF(国際通貨基金)は98.89円と算出している。為替を管轄する米財務省が議会に提出した昨年10月の為替報告書では円安批判はなかったが、その半年前の報告書には、円の実質実効相場は、過去20年間の平均より約20%割安の水準にあると書かれている。
トランプ大統領は、通商協議と為替を関連付ける傾向が強い。
①日本は、米国からみた主要な貿易赤字国でること。
②近年、円安が進んでいること。
③購買力平価、実質実効相場などに照らし、円安水準であること。
日米協議でなんらかの為替条項を突き付けてくる可能性が高い。
これ以上の円安を容認するとは思えない。
〇 債券
日本10年債 -0.033 -0.007 0.003
米国10年債 2.6285 2.7531 2.6842
米国5年債 2.4303 2.5562 2.5178
米国2年債 2.4610 2.5526 2.4939
ドイツ10年債 0.069 0.183 0.42
英国10年債 1.189 1.296 1.19
景気後退懸念から金利低下局面に入ってきた。ECB定例理事会に続き、3/15 日銀金融政策決定会合、3/20 FOMC の予定
米国10年、5年、2年 利回りに注目していて、利回りが低下すると5年債より2年債の方が利回りが上になる。米国も景気減速懸念がはっきりしていることだと思う。
〇相場考
株価指数、為替、金利は相関関係にあり、今回は景気減速が関わっています。米国、中国、欧州、日本とも織り込み済みといいますが、どうでしょうか。
日本は、新天皇やオリンピック、万博を囃して株高ムードを作っているし、米国は、大統領3年目は再選がかかっているので高いという。中国も経済対策で2兆元(33兆円)の政府支出で企業の負債を減税で被るという。
永く相場に関わると、債務問題は必ず出てきます。リーマンから10年経ち米国は自社株買いを中心に株高になって時価総額3000兆円、中国も1200兆円、日本も700兆円でいつまでも株高を願いますが、そうはいかないのが世界の歴史です。
株式はリスク管理が重要です。現状、運用上手くいってますか。日本株かなり含み損ですね、外債運用はどうかな。新興国通貨で償還時に目がテンになっていませんか。EB債は株券償還で痛手になっていませんか。投信は、毎月分配型で資金が激減してませんか。米国、欧州、アジア、南米に出張した資金は大丈夫ですか。
資金ある方は、お金に働いてもらう。確かにそうですが、それは順調な時だけで、現状は有事で上手くいっていない筈です。こういう時ほど原点回帰で、商品を見直して、違いますよ、減らして現金化することが重要でしょう。預けた資金が半分とか1/3とか取り返しがつかない方々も居るでしょう。すべて自己責任だと認識して下さい。
自己責任なら、ご自分で決定して資産を増やしましょう。
今日は堅い話で申し訳ありませんでした。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日。
2019年3月8日 悪い予想は当たる
NYダウ 25473.23 -200.23
ボリンジャーバンド -1σ 25387 MA 25709 -1σ~MA 1ランクダウン
パラボリック SAR 26102 7営業日連続陰転中 RCI -95
RCIが一足早く -95到達した。RCIは+100~-100 +100や-100から下がり始めと上がり始めという相場の転換点を示す指標で、-95は最悪状態を示す。
これはボリンジャーバンド -2σ 3/8 25065 -3σ 3/8 24742を暗示しておりトレンドダウンなら最終的に、12/26 21710を保てるか怪しいものだ。完全にトレンドは下げに入った。
ドル安、金利低下、原油安、金上昇、株安の流れです。時間はありますので、冷静に対応しましょう。
ナスダック 7421.46 -84.45
ボリンジャーバンド -1σ 7381 MA 7472 -1σ~MA 1ランクダウン
パラボリック SAR 7631 2営業日連続陰転中 下げ本番の様相になってきた。-2σ 7290 -3σ 7199 で2~3か月後が怖く、12/26 6214が安値でない可能性も出てきた。毎日下落することもないが、テクニカル分析を重視して、古典的な計量分析に頼らず大雑把な楽観論ばかり主張する証券会社やマスコミを信用しない方がいい。
RCI -25 で-100までとキッカケ待ちまで-100前後ですからかなりキツイ。しばらく買わない方がいい。
ナスダックも下方向を暗示している。この市場は、米国の活力となる企業群のマーケットで、最先端企業が多い。FANGに代表されるし、フィラデルフィア半導体指数の銘柄も多い、先端のバイオも多い。NYダウは、原油等素材関連や銀行株が駄目でナスダックの成長株が駄目で、今後どうなるのか。経済指標の発表に一喜一憂の日々か。
日経平均 21025.56 -430.45
ボリンジャーバンド -1σ 20985円 MA 21321円 -1σ~MA 1ランクダウン 2営業日連続陰転中
パラボリック SAR(Stop And Reverse)ストップと反転の意味です。 21816円で相当厳しい展開になってきました。
RCI -3.33 でこれから下げ本番の数値です。ボリンジャーバンド -3σ 20312円ですが、バンドが拡大(エクスパンション)し期待していましたが、収束(スクイーズ)し下拡大では何ともなりません。数か月後 12/28 18840円を守れるか。
マザーズ 900.11 -28.65
ボリンジャーバンド -1σ 874 MA 905 -1σ~MA 1ランクダウン 13営業日ぶりに陰転しました。
パラボリック SAR 947 ボリンジャーバンド -2σ 844 -3σ 814 バンドの形が変わりそうで、先々 12/25安値 757まで行かなければいいがと思っています。
RCI -16.67 いよいよ-100までまっしぐらです。
どちらにしても日本からでなく米国株式の切り返し以外に上昇の絵も描けなく、今晩の雇用統計を待って株式がどう反応するか。今日の下げが、勇み足なのか見極めたい。
〇新興市場
マザーズ 900.11 -28.65 1278億円
日経JQ 3402.08 -49.43 532億円
売買金額では、マザーズ 合格点ですし、JQ も上々です。
・売買金額50億円超え銘柄
オンコリス (4588/マ) 3000円 +500円 212億
アンジェス (4563/マ) 1041円 +21円 126億
サンバイオ (4592/マ) 2996円 -109円 85億
本日は3銘柄(バイオ3)で新登場なし。
全市場で、新高値 5銘柄、新高値 8銘柄 逆に新安値 111銘柄でした。
私が言い続けている遺伝子医藥の10倍高(テンバガー)銘柄を候補
3/6のブログを確認してください。アンジェス、オンコリスは値上がりしています。
10倍高(テンバガー)銘柄は、相場に関係なく値上がりを続けることになるので示現できるのです。再度
アンジェス(4563/マ)12/28終値 363円 テンバガー 3630円 3/8終値 1041円
オンコリス(4588/マ)12/28終値 1034円 テンバガー 10340円 3/8/終値 3000円
株式はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日
2019年3月7日 調整機運
〇 新興市場
マザーズ 928.76 -17.75 1077億円
日経JQ 3451.51 -30.05 605億円
マザーズの売買金額が頭打ちになってきた。来週になればIPO(新規公開)2社(サーバーワークス、カオナビ)上場するので大丈夫とは思うが1000億円を割れそうだ。
JQも来週IPO(新規公開)1社(エヌ・シー・エヌ)あって、本日605億円は上々である。
・売買金額50億円超え銘柄
サンバイオ (4592/マ) 3105円 -5円 191億
アンジェス (4563/マ) 1020円 -32円 74億
ラクオリア (4579/JQ) 1995円 +65円 69億
オンコリス (4588/マ) 2500円 +95円 56億
✫ワークマン (7564/JQ) 9170円 -560円 53億
本日は5銘柄(バイオ4、消費1)で新登場1銘柄でした。
全市場でストップ高 7銘柄、新高値 32銘柄で減少気味です。
50億円超え銘柄に初登場した銘柄は、目先の天井か大相場へのサインである。
ワークマン (7564/JQ) 9170円 -560円 53億
チャート画像
高値(19/3/7)9880円 安値(18/1/4)3880円 発行済み株式数 4092万株 時価総額 3752億円 EPS 233.06円 PER 39.35倍 BPS 1579.87円 PBR 5.80倍 配当金 58円予想 配当利回り 0.63%
テクニカル
ボリンジャーバンド +1σ 8755 +2σ 9568 +1σ~+2σ 本日高値 9880円は+2σ超えで弾かれた。 パラボリック SAR 8504 10営業日連続陽転中 RCI 95
テクニカル的には、押し目待ちで見送り。MA 7941あたりは「買い」
作業服販売店チェーンのワークマンは、既存店売上高が伸びているうえ、昨年9月に始めた新業態(高い機能性と低価格を売りにしたカジュアル衣料「ワークマンプラス」)への期待が人気になっている。
時価総額が3752億円とJQでは日本マクドナルドに次ぐ規模になって、ファンド等指数で買わざる得ない状況になっている。ファーストリテイリング(9983)53410円 PER 33.03倍だけに39.35倍は過熱感がある。期待感も強いだけに8000円前後は「買い」
〇 相場考
米国株式は、米中貿易協議の合意が材料出尽くしのムードで、上値を買う材料不足である。OECD(経済協力開発機構)が今年の世界経済見通しを下方修正するなど、世界的な景気減速懸念が高まっている。
週末の雇用統計発表は期待より心配である。最近、雇用統計で株式市場が暴落と言う事はないが、過去にはあった。米中貿易協議の合意がまだなので大きな心配はいらないと思うが、チャートは何を予見しているのだろうか。
最近の株式市場で、上海総合が値上がりして、米国株式市場が頭打ちになっている。米中貿易協議は、中国の勝利と言う事なのだろうか。全人代で36兆円(2兆元)の、減税をコアとする経済対策を発表しています。中国の財政赤字を拡大して政府債務を増やす策です。
企業債務が問題でしたから政府債務を増加させ、経済の成長を回復させようと、トランプ減税と同じことをやろうとしています。これが、上海総合が上昇した理由です。
今後がポイントです。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日。