2019年1月20日 今週の相場
今日は、大寒です。二十四節気の一つで昔の人は、よく季節を感じて自然と向き合ってきたものです。冬の季節の最後の節気で、次は立春に繋がります。寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季です。考えようでは立春が2/4ですから辛抱して春を待ちましょう。
〇 株価諸指数
テクニカル指標のチェックは、投資において重要で儲かるか損するか分岐点になります。
<日本株指数>
空売り比率 42.4 44.6 47.5
PER 11.97 11.67 11.22
PBR 1.09 1.08 1.04
日経平均VI 20.78 23.57 29.32
騰落レシオ 84.44 69.44 77.88
信用評価損率 -16.21 -18.78 -19.21
NT倍率 13.27 13.31 13.40
指数改善中というのが実感でまだ数値が普通の状態に戻っていないので「買い」が続きそうです。割安状態
<米国その他商品>
VIX 17.80 18.19 25.42
SOX 1228 1213 1155
WTI 53.76 51.70 45.41
GOLD 1281 1287 1281
VIX(恐怖指数)も鎮静化、SOX(フィラデルフィア半導体指数)も落ち着きつつあり、WTI(原油)も安値45.13(12/21)から20%ぐらい戻した。GOLD(金)はリスクオンで売られ気味である。
先週の米国経済指標は、予想値より低いものが多く最近の傾向は景気減速を示すものばかり。その中でフィラデルフィア連銀景気動向指数予想 10結果17と予想を上回った。週末ミシガン大学消費者信頼感指数も予想96.4に対して90.7となった。景気は減速している。
今週の経済指標発表は、中国はGDP、鉱工業生産、小売売上高、米国は住宅関係、貿易収支、小売売上高、耐久財受注、欧州はドイツでZEW景況感調査、Ifo景況指数、消費者信頼感指数、日本は貿易収支、消費者物価指数、ECB理事会、日銀金融政策決定会合がありマーケットに影響ありそうな発表ばかりで目が離せない。
〇週末の動き
NYダウ 24706 +336.25
SP500 2670 +34.75
ナスダック 7157 +72.77
1/21はいきなり300円高で21000円回復する展開が予想される。日本電産(6594)の減額修正で中国を中心とした世界経済の後退がはっきりしている。相場的には織り込みになっているが、下がらなくとも上値を抑えることは間違いない。日経平均もEPS 1726円(1/18)で高値1794円(12/13)より-3.77%になっている。
テクニカル指標は上述のように過熱感はなくまだ上を暗示しているが1週間揉み合っても指数は上になっていくものが多い。極端なことを言えば騰落レシオ(25日)など数値は上がる傾向がある。日本、中国の株価は下方硬直性を主張する向きが強いが、そんなに長く続かない。何れ株価が戻りを付け下落する可能性高く中長期的な投資より短期順張り作戦で銘柄を拡げずしかも新興市場投資に徹した方がいい。
〇新興銘柄
再確認すると
マザーズ 950 +12.80 1374憶円
日経JQ 3368 +23.81 375億円
売買金額50億円超え銘柄
UUUM(3990)5700円 -380円 221億
サンバイオ (4592) 10540円 +90円 192億
エコモット (3987) 1937円 -50円 98憶
そーせい (4565) 1310円 +116円 63億
Aiming (3911) 534円 +24円 60億
オンコリス (4588) 1432円 +6円 52億
上記銘柄が旬である。UUUM、エコモット、Aimingは、ボリンジャーバンド+3σまでいっ98%の確率を破っているので少し調整を待った方がよく逆張り、サンバイオ、そーせい、オンコリスは順張りでいい。ただ、これらの銘柄は、上値があるので空中戦に発展する可能性高くまだ儲かる可能性ある。
〇VR関連
5G時代のテーマ株としてVR関連に注目しています。
DMP (3652) 5360円 +700円
IPコアライセンス事業、LSI事業を展開。グラフィックスプロセッサの開発、販売。AI関連事業に展開中。19.3予 EPS 32.13円 PER 166.85倍 PBR 9.46倍だが2018/1/9にはPER 431倍まで買われている。1/18現在PER 166.85倍は低くないが高値からみて買える水準にある。
EPS32.13×431倍=13848円 2018/1/5高値17470円まで考えると10000円は通過点で高値奪回期待です。
関連銘柄軒並み高になります。1/18を参考にして下さい。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日