ONARU BIZ CLUB

新興銘柄ファンのブログ

2019年2月28日 暗雲漂う

 

ライトハイザー通商代表部(USTR)代表が、「中国が米国から購入を増やすだけでは合意に不十分」と知的財産の保護など構造問題に関する協議が難航していることが浮き彫りになった。最後は、覇権争いで譲歩がないということだ。

 

 

米朝首脳会談も合意見送り、制裁の全面解除要求を拒否。これは大きな問題でなく政治ショーが終了したということで、昨年6月の1回目の前は戦争の話だったはずだからこれも譲れないところだ。

 

まあ冷水を掛けられたところだが、利害が絡むだけに、株式投資をしている方々に有利に働くことばかりではない。

 

 

〇 株価指数(テクニカル)

 

 

NYダウ 25985.16 -72.82

 

ボリンジャーバンド +1σ 25919 +2σ 26308 +1σ~+2σであるが、+1σ割れまで 66ドルででレンジ切り下げの方向

パラボリック SAR 26234 陰転です。 RCI 78.33

 

 

ナスダック 7554.50 +5.21

 

 

ボリンジャーバンド +1σ 7511 +2σ 7617 +1σ~+2σであるが、+1σ割れまで 43ポイントでレンジ切り下げの方向

パラボリック SAR 7600 陰転です。 RCI 88.33

 

 

この米国株式のパラボリック SAR 陰転は「売りサイン」の点滅で、前回は騙しで2営業日陰転し3日目に陽転です。今回はどうか。NYダウで +200ドル、ナスダックで +20ポイントと近くで遠いかもしれず、今週末までが正念場です。

 

 

騙しでなく調整入りなら、戻り相場は終わったということで、日柄、値幅と両方ともまだ未調整のためかなりの下げは覚悟する必要があります。

 

 

日経平均 21385.16 -171.35

 

 

ボリンジャーバンド +1σ 21437 +2σ 21768 +1σ~+2σであるが、+1σ割れまで 50円でレンジ切り下げの方向

パラボリック SAR 21213 12営業日連続陽転中です。 RCI 5333

 

 

パラボリック SAR 陰転まで100円です。米株が陰転しただけに陰転の可能性が高く、傍の基調は変わりつつあります。

 

 

マザーズ 918.18 -21.23 

 

 

ボリンジャーバンド +1σ 914 +2σ 940 +1σ~+2σであり昨日の+2σ~+3σより1ランクダウン、しかも+1σ割れまで 4ポイントでレンジ切り下げの方向

パラボリック SAR 884 7営業日連続陽転中です。 RCI 90

 

 

 

27ポイントぐらい余裕がある。米国株式や日経平均がゆっくりした下げなら、まだ上昇するかもしれない。

 

 

 

〇 新興市場

 

 

マザーズ 918.18 -21.23 1534億円

日経JQ 3468.33 -8.51 688億円

 

 

米国株式、日経平均軟調になりつつある。マザーズは1534億円と上々である。JQも668億円は最近ない売買金額である。

 

 

米株軟調なら、新興銘柄は、ハイテクつまり5G関連よりバイオやIPO(新規公開)が中心になりそうだ。

 

 

・売買金額50億円超え銘柄

 

 

アンジェス (4563/マ) 980円 -150円 351億

ラクオリア (4579/JQ) 1941円 -148円 157億

✫ スマレジ (4431/マ) 3925円 初 152億

リックソフト (4429/マ) 10590円 +290円 100億

UUUM (3990/マ) 5880円 +230円 80億

✫ フロンティア (7050/マ) 2830円 初 69億

オンコリス (4588/マ) 2208円 -171円 60億

 

 

本日は7銘柄(バイオ3、IPO3、他1)でした。

IPO(新規公開)とバイオが売買金額上位です。IPOは週末にじっくりと説明しますが、本日の売買金額上位 アンジェス(4563/マ) 980円 -150円、ラクオリア(4579/JQ )1941円 -148円については、押し目完了に近づきつつあります。

 

チャート画像

 

アンジェスは今年の10倍高(テンバガー)候補です。怖いでしょうが、「買い」だと思います。3830円目標です。ここから4倍高目標です。10万円→40万円、100万円→400万円、500万円→2000蔓延、1000万円→4000万円

 

新しいタイプの10倍高(テンバガー)銘柄候補で、業績は振るわず難病治療で対象患者も国内では少ないが、米国等海外まで拡げると大きな潜在需要が臨めて、トップ企業である。

 

 

〇 相場考

 

昨年末から上昇して、現在のところ米国株式は、全値戻りが期待できる、30000ドルもある。こういう期待感が、米中貿易摩擦も合意間近、米朝首脳会談も成功すると甘い判断を招いてしまいます。米国はやはり覇権を譲る気はないし、北朝鮮にも注文を付ける。

 

 

米国株式は、1点です。自社株買いが2018年 1兆ドルで、

①1兆ドルで横ばい

②1兆ドル未満で 下落

③1兆ドル以上で 上昇

 

債券発行して借金して自社株買いを行う。業績悪化で、株価上昇しなければ借金増えるだけになる。残念ながら①③でなく②でしょう。株価が戻り、下げの原因は米中貿易摩擦で合意方向なら株高になる。違います。自社株買いの規模はどうなの これだけです。

 

 

米中通商協議が厳しいとか米朝首脳会談が不調は。単なるキッカケに過ぎず、自社株買いで株高を演出できるか、難しいと思いますので、もう少し先送りにして、日本の新興株式で短期順張り投資を楽しみましょう。バイオとIPO、5Gです。

 

株式投資はご自分で決定してください。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

アンジェスワクワクしますね。

また明日。