2019年1月23日 電子メールの日
記念日が続きます。1月23日は「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合わせということで、電子メッセージ協議会(JEMA)が1994年に制定しました。毎月23日はふみの日ですが、こちらは1979年7月23日に総務省が制定した記念日です。記念日は、語呂合わせが多いことに気づきましたが、単純な事でもみんなの知恵が集められているのを感じます。
〇 株価指数
NYダウ 24404.48 -301.87
SP500 2632.90 -37.81
ナスダック 7020.356 -136.872
日経平均 20593.72 -29.19
TOPIX 1547.03 -9.40
マザーズ 940.62 +9.94
日経JQ 3339.39 -6.12
マザーズの復調が鮮明である。2018年は東1部に影響を受けていたが、今年は何か違うので考えてみた。
①サンバイオ(4592)に代表されるけん引役の存在が要因。サンバイオの時価総額がマザーズ全体の1割強になった。個人投資家の値動きから流入、ネット証券の個人投資家の信用評価損率12/25 -35%→直近 -16.2%まで持ち直した。サンバイオ、UUUM等のおかげか。
②投資家のリスク選好姿勢の変化。これは、18年世界の中銀資産の増加の勢いが急減速し高リスク資産の新興株に売りが集中した。これが止まった。
③IPO(新規公開)はマザーズに多い。それは、時価総額が上昇し、条件を満たせば早ければ1年で東1部に昇格できるからだ。もし、東2部に昇格してもすぐに東1部に昇格できる。つまり、IPOで公開した企業の経営者は、一日でも早く東1部に上場したいということです。
今年度末までに東証は、1部上場の基準を見直し、時価総額の条件を500億~1000憶円に引き上げるなどを検討しているらしい。そうなると東1部に上場している中小型株の魅力が薄まり、手放さざるを得ない展開も考えられる。逆に、マザーズは「有望な成長株が集まる市場」とならないだろうか。これって、ファンド、機関投資家、外人が雪崩れ込む市場に変身するということではないか。
売買金額上位銘柄が有望になるので50億円超え銘柄はチェックが必要
〇 新興市場
マザーズ 1291億円
JQ 310億円
・売買金額50億円超え銘柄
UUUM (3990)6270円 +550円 251億
サンバイオ (4592) 11420円 +420円 228億
エコモット (3987) 2320円 +102円 89億
✫ハーモニック (6324)3450円 -90円 62億
ベルトラ (7048) 883円 +61円 53億
上記銘柄で本日新高値は、エコモット(2323円)、UUUM(6400円)、ベルトラ(955円)で初登場はハーモニックで、色々な面で本日注目された銘柄です。産業用ロボット関連で精密制御減速装置の製造販売、波動歯車装置は世界首位、産業用ロボットの関節部品で世界シェア約50%。昨日の決算で、受注額が、対前年同期比76%減、前回の10/18の発表時(57.6%減)です3495円でした。
結果は、業績が悪いのは織り込み済みで3450円 -90円。安川電機、日本電産と同じく底値圏の匂いが漂う展開で引けたのでキッカケあれば戻すのでしょう。
ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324/JQ)3450円 -90円 高値8350円(2018/1/17)、安値2730円(2019/1/4) 発行済み株式数 9631万株 時価総額 3322億円 PER 31.33倍 PBR 3.27倍
これも「買い」でいい、ただ時価総額が大きいので一回転狙いで4000円手前で売却したい。
UUUM(6270円)は上場来高値、ボリンジャーバンド +2σ 5987円 +3σ 6670円で売りゾーンでデイトレ等めくり勝負の投げが出る可能性あるので株価鎮静化を見守るしかない。
エコモット(2320円)は、ボリンジャーバンド +2σ 2202円 +3σ 2585円で売りのサイン点滅でUUUM同様、デイトレ等めくり勝負の投げが出る可能性あるので株価鎮静化を見守るしかない。
サンバイオ(11420円)は、ファンド、機関投資家、個人の買いが多く異常な売買金額を連日出している。ボリンジャーバンド +2σ 11607円 +3σ 12714円で本来は売りゾーンであるが、大手証券会社の値幅取り作戦があるので、UUUMともども+3σまで付けるかもしれず暫く主役の座を維持しそうです。外傷性脳損傷の新薬は株価には効いていて、本業はまだ赤字期待先行の一面があるので業績改善を示してくれないとマザーズ自体が萎みかねない。
サンバイオ、UUUMのお陰で、個人投資家の呼び水になったりしてゆとりが出始めている。東1部の信用期日(ハイテク等)が迫っているだけに新興市場とくにマザーズ市場の銘柄は賑わいそうである。
ベルトラも相変わらず値上がりしている。本業のオプショナルツアーは若者に人気だったが、60歳以上の財布を持っている層への展開に希望がでそうで一段高か。短期順張り銘柄(高値だが+20%ぐらいは値上がりしそう)として割り切った投資をして下さい。これが、直近のIPO銘柄を誘発する。
株式投資はご自分で決定してください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また明日
※全豪オープンテニス 大坂なおみベスト4に進出しました。期待したい〇〇を!